00223

山下啓之さん Hiroyuki Yamashita
1977年 鹿児島生まれ。福岡市中央区春吉、山下ワイン食道 オーナーソムリエ。

ワイン馬鹿のスゝメ。
前回 ご紹介させていただきました、『 1本の自然派ワインとの出会いで 日本を飛び出し、フランスのワイナリーで ワイン造りを経験し、自然派ワイン専門店を開業して ソムリエになってしまった、山下啓之さん 』( = ワイン馬鹿 ) の おスゝメを あたくし ワイン馬鹿 見習い、が 聞いてみました♪

Q ① : 今 ハマっているワインと、それに合わせる 食べものを おスゝメしてください。
A ① : これはもう 呑む出汁 というか うーん。。。なんて言ったらいいのか。
『 MAISON PIERRE OVERNOY / EMMANUEL HOUILLON 2008 ARBOIS PUPILLIN Poulsard メゾン ピエール オヴェルノワ / エマニュエル ウィヨン ’08 アルボワ・ピュピヤン プールサール 』 おスゝメします。
旨みと 淡さが 絶妙のバランス! なので、軽やかなのに 芯 というか “強さ” を 感じます。
こういうのが 赤ワインの世界基準に なればいいのになー。
食べものは、地方料理としてのテッパンは ブレス鶏とかなのでしょうが、ご家庭では。
焼いて とろり、となった ラクレットを パンや野菜に絡めて、なんて いかがでしょう?

( 見習いより ) :
山下さんが 以前 こちらのワイナリーに お邪魔した際、ピエール オヴェルノワさんは 山小屋でパンを作ってらっしゃったそうです。ピエールさん 曰く、パン作りは ワイン造りと同じくらい 興味深いんだそうです。ピエールさんのパンは 黒パンで、この地域名産の コンテチーズと良く合って とても 美味しかったそうですよ。

Q ② : これからの季節やイベントに おスゝメのワインと、それに合わせる 食べものは?
A ② : もーいくつ寝るとー、な お正月休みには みなさん おせち、ですかねぇ?
しっとり出汁の効いた おせちには、日本酒の古酒のような 旨味のある このワイン、
『 Vodopivec 2003 Vitovska ヴォドピーヴェッツ 2003 ヴィトフスカ 』を どうぞ 冷やし込まずに 常温に近い感じで。おスゝメします。

Q ③ : 個人的に通う おスゝメの飲食処は どこですか?
A ③ : そうですねー。せっかく 福岡のサイトですもんね。やはり 美味しい生鯖とアナゴの刺身を是非! 中央区・春吉の 独酌しずく さん、を おスゝメします。

Q ④ : 個人的な ワインの入手先として おスゝメは?
A ④ : 博多区・三筑の とどろき酒店 さん、です!

Q ⑤ : ワインと関係ない 遊びの おスゝメは?
A ⑤ : 興味、の 段階ですが。 ……蕎麦打ち?

( 見習いより ) :
もう長いこと 趣味が 仕事とワインと飲酒しかなかったという 山下さん。最近 お蕎麦の食べ歩きに ハマっているそうです。1本の自然派ワインとの出会いで ワイナリーに行こう!という 直情型。
1杯の お蕎麦と 出会っちゃったら? ……もしかして??

Q ⑥ : 最後に。福岡の好きなところ、良いところ は?
A ⑥ : 好きなところ、は 街がコンパクトで動きやすいところ。
良いところ、は 美味しい飲食店が 多いところ。です。

00224

生真面目 大真面目過ぎるくらいの 山下さん。取材は 苦手! だ そうですが。
お店では 時には ワインのこととなると 水が流れるように 饒舌になります。( 時には、ではなく 大抵??)
ワイナリーで 実際に体験されてきたことや、醸造終了後 帰国前の ” おフランス ワイナリー巡りの貧乏旅行 ” のこと、飲まれてしまったワインの数々について……
山下ワイン食道へ みなさま 是非 聞きに行ってみてください。
オーナーソムリエが 造りを語れるワイン、が そこには 在ります。

山下さん、取材協力 ありがとうございました。
読んでくださった あなた、も ありがとうございます。

ワイン馬鹿 見習い、美和。

文・写真 辻本美和

山下ワイン食道
住所 福岡市中央区春吉2-6-15 八番館201
TEL&FAX 092-761-8717
Mail info@yama-wine.com
営業時間 18:00~翌1:00頃(23:30~はバータイム)
定休日 不定休
駐車場 なし
カード 可
http://yama-wine.com/

食べログ